パンフレット作成のことなら。

コンペ式パンフレット作成サービス「100人のデザイナー」が作成のポイント、

デザイン会社の選び方、制作ツールなどパンフレット作成のすべてをまとめてご紹介。

パンフレット作成ならコンペで必ず複数提案
100人のデザイナーにおまかせ!

パンフレットとはーパンフレットの役割

そもそもパンフレットとは?

私たちが普段何気なく使っている「パンフレット(pamphlet)」という言葉ですが、実は呼び名はさまざま。
形状等によって「リーフレット(leaflet)」「カタログ(catalog)」「ブローシャ(brochure)」なんていう呼び方があります。
ではどう違うのかというと、パンフレットは冊子(ホチキスで綴じられたのも)、リーフレットは1枚の用紙という決まりがあったり、カタログは商品の一覧を示しめしたものという言葉の定義があるのです。
ちなみに海外ではbrochureが一般的な呼び方でpamphletでは意味が通じないことが多いので注意! もう少し詳しく知りたいという方はリンク先を御覧ください。

パンフレットの役割って?

パンフレットの3つの役割

  • 1)伝達=ターゲットに、わかりやすく伝えること
  • 2)ブランディング=イメージを訴求すること
  • 3)行動=行動を促すこと

パンフレットには大きく3つの役割があります。
例えばビデオカメラのカタログを例に説明すると、まず商品のスペックや仕様をお客様に伝える役割が挙げられます。

次に商品をどのようなセグメントの人に購入してもらうのか、それはカタログのデザインによって伝える必要があります。高級なのか日常品なのか、価格帯やイメージの方向づけ、つまりブランディングの役割があります。

そのうえでカタログは「購入してもらう」ことが目的であり、そのための行動を促す必要があります。問い合わせ先やアクセス、キャンペーンの情報等がその役割を担っています。

以上の3つの役割がパンフレットに不可欠なもの。
この3つの役割のうち、どこを重視するかによってデザインは変わります。
仕様が一番の伝えたいポイントならわかりやすさ。
高級な商品を富裕層に訴求したいならデザイン性という具合です。
どこを重視するかで、デザイナーやデザイン会社の選び方もかわってきますね。

売上に効く! 実例で学ぶパンフレット作成

パンフレット作成のポイント1

パンフレット作成の第一歩。「作る理由=目的」をしっかりと持つ

パンフレットの制作会社ってどんなことを考えて、どんな流れで制作しているんだろう?
デザイナーやデザイン会社へ制作依頼を考えているかたも、ちょっと気になるトコロだと思います。

そこで。パンフレット作成のながれやコンテンツの考え方について、弊社パンフレットを事例にご紹介していきます。

JAZYブランディングのご紹介パンフレット

まずはじめのポイント。
それは「作る理由=目的を持つ」です。

これは単純に「パンフレットが古くなったから」というような表面上の理由ではありません。「パンフレットを作るのは、パンフレットを通して◯◯がしたいから」というように表面的な理由のさらに奥にある背景まで考えることが重要です。

パンフレットって作って終わりではなくて、それを使って何かをするために作るはずですよね。だから必ず最終的な目標があるはずです。

まずはその目的をしっかり設定することを考えていきます。

パンフレット作成のポイント2

ウチのパンフレットの制作目的はコレ

さて、改めて目的について。
弊社パンフレットを実例にご紹介するこのコーナー。

ではウチのパンフレットの制作目的は?というと、まずは営業のため。
営業で1件でも多く受注したい。そのためにウチのいいところを伝えたい!
これが目的。

熱い思いは別として(笑)、これは表面的な目的ですね。

これだけで制作を開始してしまうと、いわゆる普通の会社案内やサービスパンフレットになってしまいます。

そこで「営業のため」という目的の、さらに奥にある課題を考えました。
弊社の課題を公開するということになりますが(笑)。

JAZYブランディング パンフレット

さて、私たちの営業における課題を考えてみました。
結果、次の3点に集約されました。

私たちの営業課題

  • 1)仕事の話は得意だけど、無駄話が苦手
  • 2)企画力やコンサル力が強いというアピールが足りていない
  • 3)訪問しにくい環境になっている。テレビ会議が増えている

なかなかシャイな会社ってことかしら。。

それはそれとしてパンフレット作成です。
やっと課題が見えてきました。パンフレットでできる限りこれらの課題を解決していくことができれば作る甲斐がありますね。

では具体的にどうやってパンフレットに盛り込んでいくのか見てみましょう!

パンフレット作成のポイント3

どうやって課題を解決する? 楽しくアイデアを出そう

まず下の課題がとっつきやすそうだったので、こちらから考えました。

  • 3)訪問しにくい環境になっている。テレビ会議が増えている

コロナ、大変な状況になってます。弊社ももちろん苦労しています。
できることはアフターコロナにおけるニーズや状況を考えること。
やはりオンライン化が進むこともあり「訪問でもTV会議でも使える形式」が求められはずです。

そこでまず仕様(パンフレットのカタチ)をA4横型にすることにしました。

さらに、1ページに1コンテンツを収めて、PDFをテレビ会議などで使用する場合でもクライアントに内容がきちんと伝わる作り方にしました。

JAZYブランディング パンフレット
JAZYブランディング パンフレット

さらにテレビ会議を意識して、文字は大きく少なめに。写真やイラストを印象的に使用しています。
基本的に必ず話者がいる前提のパンフレットなのでこれで十分。
相手に印象に残したい文字だけを羅列するようにしています。

パンフレット作成のポイント4

パンフレットならではのデザイン、面白さを

テレビ会議が多くなるとはいえ、せっかくパンフレットを作るならリアルな打ち合わせ現場でも効果的に使いたいですよね。

そこで紙媒体ならではの面白さを出します。
特にA4横型のパンフレットは、広げるとかなりなワイド感。
そのワイド感を活かさない手はありません。

弊社は100人以上のクリエイターをネットワークしているのが一番の強みなので、その規模感をA4横の仕様を活かしてだしてみました。

JAZYブランディング パンフレット

けっこうなワイド感。
写真で伝わるといのですが。。

パンフレット作成のポイント5

会話が弾む? 仕掛けを用意

さて、続いて次の課題をどうするか。

  • 1)仕事の話は得意だけど、無駄話が苦手

営業は「人」で選ぶなんて言われるし、やっぱり話しやすいほうが受注につながるような気がします。
なので、少しでもお客様と無駄話が弾むようにパンフレットに戦略的な仕掛けを用意できないか考えました。

いくつか仕掛けを用意したのですが、そのうちの1つが表紙。

ジェイジーと読みます

私たちはJAZYブランディングという会社名です。
読み方は「じぇいじー」なのですが、実はほぼ「じゃじー」と呼ばれます。

ブランディング会社として正しく呼ばれないような社名をつけるなんて本来ありえません。実は弊社は過去に企業統合して、結果この会社名になったのですが、名称変更はいろんな理由がありできないのです・・。

いままではブランディング会社としてマズいなあと悩んでいました。

しかし今回これを逆手にとることに。

パンフレット表紙に「じぇいじーと読みます」と記載することで、お客様から“いじって”もらえることも(笑)。
読めないよねとか、実はなんて読んでいいかわからなかったとか。
しかも笑って。

営業スタッフは「そうなんですよ」と相づちをうちながら、弊社が合併により拡大した社歴や、社名をなぜ変えられないかという理由まで説明できるように。まさに一石三鳥。

そのほかにもイラストは社長の似顔絵(なんとなく)なんですが、こういうのもちょっとした話題になります。

大切なのはこれが偶然ではなく戦略だということ。

パンフレットの企画のなかで「どうすればお客様と無駄話ができるか」を真剣に考えた結果です。
課題に対するアクションを盛り込むことが、目的達成の一歩になります。

パンフレット作成のポイント6

コンサルティング力をどう伝えるか

  • 2)企画力やコンサル力が強いというアピールが足りていない

さて、最後の課題。
企画力やコンサル力のアピール。

通常ならパンフレットのとある1ページに、「わたしたちの強み」なんていうページがあって、そのなかに「コンサルに強い!」と記載されます。

しかしこれって普通はお客様に感じていただくものなので、説得力がなかったりします。

そこで何かいい方法はないかと考えた結果がこちら。

ヒアリングシート

ヒアリングシートを「切り取れるように」して、最終ページに入れました。

ヒアリングシート切り取り線

ヒアリングシートって本来は営業が隠し持つもので、クライアントにみせるものではありません。

しかし、私たちはあえて見せることに。
お客様に「こいつらヒアリングする気だな」とインプットしたいと考えたのです。

しかもお客様の目の前で「切り取る」ので否が応でも目立ちます。
え、何やってるのって。
その「?」は競合他社との明確な差別化にもなります。

すくなくともポイント5で上げた「無駄話」のネタにはなるし、是非とりいれようということで採用!

パンフレット作成のポイント7

つまり、戦略という裏コンセプトが大切

いかがでしたでしょうか。

自分たちの課題を、できる限りパンフレットで解決できるようにアイデアを出しながら、デザインに落とし込む。

私たちはこんな方法でパンフレットを作っていきます。

結果としてすべて戦略。
なんていやらしい・・・
そう感じるかたもいらっしゃると思いますが、すべては戦略上にあるツールという意識でパンフレットを作成することが、目的を達成するうえで本当に重要だと思います。

なによりも楽しい作業ですし。

さて、私たちが伝えたいパンフレット制作のポイントは以上です。
長文の閲覧、本当にありがとうございました。

このあとさらにページは続き、パンフレット作成のための会社選びやノウハウなどもご紹介いたします。
またパンフレット作りのサポートを是非弊社にお任せいただければ幸いです。

予算別。パンフレット制作会社の紹介

いざパンフレットを作成しようと思っても、どのくらいの費用がかかるかわからないし、どこ依頼していいのかわからないですよね。
実はパンフレット制作会社が出している金額って印刷が入っていたり、現行制作料があったりなかったりバラバラです。ここでは、ざっくりとパンフレットの予算と料金の見方、パンフレット制作会社をご紹介します。

パンフレット制作会社のおおよその相場

おおよそのデザイン料

  • 8pパンフレット:20〜100万円(印刷除く)

だいたいこんなものかと。

デザイン料はページ数によって違うので、うちに依頼が多い8ページのパンフレットで考えるとこんな感じです。なんか随分と差がありますね。この差ってどこからくるのでしょう。
金額が違う理由は大きく次の3つです。

◎制作料が違う理由

  • 1)付加価値
  • 2)ページ構成・原稿制作料が含まれているかいないか
  • 3)印刷料が含まれているかいないか

予算別。デザイン会社のご紹介

それでは予算別デザイン会社のご紹介です。
記載している費用や制作内容は各サイトの料金ページを参考に算出しています。必ずしもこのとおりとは限りませんのでご了承ください。

パンフレットを無料or格安で作るサービス・アプリがある?

パンフレットを格安または無料で作る。そんなむしのいい話が?
パンフレットを安く作りたい。誰もが思うことですよね。実は下記にご紹介するサービス・アプリを使えば、安く作れたり無料で作れたりします。

もちろんトレードオフの関係で、ある程度の知識が必要だったり、細かなデザインまでは難しかったり。またデザインはソフトやアプリがある程度きれいに作ってくれますが、原稿やページ構成は自分で考える必要があります。 自信があるかたは是非チャレンジをしてみてはいかがでしょうか。

1.ランサーズ等のマッチングサービスを使う

ご存知のかたも多いと思いますが、クラウドソーシングというサービスを使うことで、低価格でパンフレットを作ることができます。 利用者側が制作進行をリードすることがポイントで、「こんなものが作りたい」というイメージと原稿が自分で作れるという方におすすめです。

2.ソフトやアプリを活用。無料で作成してみる

パンフレット無料で作りたい! かっこい、素敵なテンプレートってないのかな?
そんなかたにはデザイン制作ソフトやアプリでパンフレットを作る方法があります。
また、最近はMicrosoft officeのワード(word)やパワーポイント(powerpoint)でも印刷入稿できるようになっており、ワードやパワポを美しく使いこなせる方であればMicrosoft office系のツールでパンフレットを作ることも可能です。特にパワーポイントは使いこなせる方も多いハズ。パンフレット作成ツールに向いていますのでパワーポイントの猛者は是非チャレンジしてみては!?

また2つ目に紹介する「CANVA(キャンバ)」というサービスは海外のサービスです。こちらは豊富なデザインフォーマットが用意されており、無料である程度デザインができます。自分で作成しようという方にオススメです。

メラニー・パーソンという女性CEOでモデルのような方。しかもユニコーン企業って。基本的にはテンプレートをベースに仕上げていくソフトなのでAdobeが提供しているプロ向けのソフトとはターゲットが違う。
無料のプランからあるため、利用を検討されている方はまずは登録を。

その他パンフレットの作り方&ノウハウ記事

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