オフィスビルの開発・プロパティマネジメント・不動産コンサルティング等をおこなっている日総ビルディング様。その会社案内パンフレットを制作させていただきました。
　
銀座を始め質の高いオフィスビルを多数開発。伝えたい価値観は「お客様と共に新たな価値を創造し、より良いスペースとサービスを社会に提供する」というもの。
当社は高いクォリティに加え、クライアントが掲げる価値観を会社案内にどのように反映させるか考えました。

会社案内に掲載するコンテンツをヒアリングや資料を基に精査。
クライアントが提供するオフィス空間はデザイン性や機能性に優れており、新たな価値観を創造するというコンセプトをパンフレットで実現するにはデザイン性に加え、受け手が驚くような質感、つまり印刷が大切ではないかと考えました。
　
まずデザイン。こちらは大胆なカラーマネジメントでパンフレットの貰い手の印象に残ることを重視。
パンフレットの表紙は大胆な全面グリーン。
そこに銀の特色でオフィスビルをかたどったイラストが描かれています。
　
そして表紙をめくると、グリーンの補色であるレッドをこちらも大胆なベタ塗りで配色。
さらに次ページは黒ベースのデザイン。
非常にダイナミックなカラーマネジメントを採用しています。
　

　

　

　

　

パンフレットの印刷用紙は質を決定づける重要な要素。
制作側としては、いろんな紙や加工方法を提案したいところですが、コストの問題で実現しないことが多いです。しかしながら冊子を実際受け取ったときの質感は、紙質に大きく影響されます。
　
今回は代表取締役にも直接ヒアリングさせていただき、高級感や上品というワードから、さまざまな紙質や表紙の加工方法を提案させていただきました。　
　
最終的に、紙質は写真の発色が綺麗であり、質感も良いヴァンヌーボ系の紙に決まり、表紙の加工もバーコ印刷という浮き出し加工を表紙の線画に施しており、角度によって色が変わったり触ると質感が伝わります。また、表紙のベタ塗りも特色を使い、贅を尽くした加工となっております。
　

　

会社案内に実績を掲載するケースは多々あります。
事例は一定期間で増えるので別冊にするケースもあり、クライアントと相談しながら決定します。
　
今回は同じ冊子内に不動産実績を紹介。
扉面を大きく使い、美しいレイアウトにしています。
　

　

100人のデザイナーは今まで数多くの不動産会社・建築会社様のパンフレットを制作してまいりました。
是非、会社案内パンフレットや事例集等の制作をお考えでしたらお気軽にお問い合わせください。