パンフレットの作り方

良いパンフレットを作るのに必要なこと その2

最高のストーリーを選び、描く。

1回目の「良いパンフレットを作るのに必要なものは「どのようなものを作りたいかという思い(理想)」と「準備」とお伝えいたしました。

今回は準備後についてお話しいたします。

パンフレットに掲載したい内容が揃えば、次はどの情報をメインにして、
どのようなストーリーを作るかになります。

「自分たちでデザインができないからデザインを依頼している、デザインを先に制作して欲しい」というお客様の声もお聞きします。
しかし、アピールしたいものが決定していないのに、デザインだけ先行して制作すると、後で内容を精査していった場合、矛盾が起きてきます。
例えば「働いている『人』をメインにするパンフレット」と「商品の優位性を見せたいカタログ」では、自ずと話の展開も違えば、最終的に内容を集約する表紙のデザインはまったく変わってきます。

では、メインの情報とストーリーはどう考えていけば良いでしょうか。
それは最初にお考えいただいた理想を思い出していただいてから、次の段階に進みます。
前回の例では「技術が優れていることをアピールできる会社案内にしたい」
「機能を分かりやすく説明している商品パンフレットにしたい」
「学生が興味を持つような求人パンフにしたい」など、書きましたが、
次はそのパンフレットを一番使用する人のことを考えて、使いやすくしてあげることです。それは営業マンなのか、総務・人事部の方なのか、技術部の方なのか、どうすればスムーズにパンフレットの役割を果たし、最終的に会社の「利益」になるかを考えてストーリーづくりをします。
ストーリーも1本だけでなく、見る角度が違ってくればメインの表現方法も変わってくるので、考えられるパターンを複数案考え、精査していきます。
そしてブラッシュアップした1本をもとにデザインに入っていきます。

当社では、この大切なストーリーをヒアリングを元にしっかり構築し、デザインにつなげていきます。

次回は、ストーリーからデザインに入るお話しをいたします

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