このデザイナーにデザインを頼む

ポケベル、モノクロのワープロの時代を進み、新聞の版下制作を経て、紙焼き機で文字の貼り付け、ミスした文字をもう一度社長に貼り直してもらったこと。 50件以上のFAXの乱雑な間取り書き取りのオンパレードでトイレで泣いていたこと。 夜中に出稿したデータがトラブっていて帰れなくなったこと。午前3時に初めてタクシーに乗ったこと。 チラシを毎週ロボットのように作成し、チラシ配布スタッフの急なお休みで、急遽自分で配りに行く羽目になったら、熱中症でダウンしたこと。 自分の行っていたヘアサロンのお仕事をして、怖かった上司が親身になってアドバイスをくれていたこと。 ヘアサロンで「これ私の作ったリーフレット! 」と、並んでいるリーフレットの前で思わず発言してしまったこと。 ブランドサイトでブランドを調べて、自分のお給料じゃ到底買えないハイブランドの素晴らしさを知った(つもりになった)こと。 イラストを描いて。キャラクターを考えて。ロゴを作って、こじつけでいいからコンセプトを聞かせて下さいと言われたこと。 3案出制作したのちに、クライアントから私の本命だったアイデアは選ばれず、 センスないな〜と、(自分の作ったアイデアを否定しながら)高飛車ぶったこと。 母親の資料作りを毎月無料で作っていたら、食や栄養について少し通になったこと。 知りあいや従兄弟が独立するのに資料制作やデザインを請け負ったこと。 弟の結婚式に、席札など一式をデザインしたこと。その為に3Dプリンタや特殊印刷の機械を見学しに行ったこと。 高いカメラで緊張しながら商品写真を撮らせてもらえて、商品ページに載せたこと。 それが誰かに注文されたこと。在庫が無くなって少し寂しくなったこと。 いずれこの画像データは消されてしまうと分かっても、それでも又新しい商品ページをデザインしたこと。 モデルさんの撮影を行って、撮る方も撮られる方も両方ものすごい緊張したこと。 バック紙を買い出しに行かされたら、意外な勉強になったこと。 商品をいかに綺麗に魅せるか、カメラマンに一番近い場所で商品写真のコーディネーターとして働き、細部に宿るこだわりを経験したこと。(枝豆を盛るのに一時間。スチームで服のシワを伸ばすことほぼ一日中。建具の選定や壁紙選定、空間コーディネートなど。) いろんなサイトやサービスを発見して、利用して、日々感じ取っていること。 自分で営業に行って、仕事を頂き、映像ソフトでテロップを入れたこと。 アナログな視点を忘れないようにと、美術館や展示、ギャラリーの運営の手伝いをしていること。 五感を磨くために、視覚的な仕事とは別で、 ルームフレグランスとバイオリンを趣味としていること。