アロマっていいですよね。最高のリフレッシュ。
最近は専門会社だけでなく、アパレルや雑貨店、家具店等まで参入しています。
　
さて、今回はアロマオイルやアロマディフューザーを販売しているクライアント様の商品カタログです。
商品の特長は100％天然素材。
その特長をキャッチーに伝えつつ、アロマのある生活をどのように訴求していくか、がポイントです。

アロマって始めてみると簡単で楽しいのですが、始める前はちょっとだけハードルがあります。
お値段が高い、使用方法が難しいなど、生活必需品じゃないだけに販売が難しい商品です。
　
ヘビーユーザーに100％天然素材というキャッチは「いいじゃん」になるのですが、はじめての方には「それって当然じゃないの」になったりします。
　
そこで今回は　アロマスター様の製品を使用した様々なライフスタイルのシーンをカタログ内でデザインして、アロマのある生活を提案。アロマをより身近な存在として感じてもらい、豊かな暮らしを手に入れていただきたいというクライアントの熱い想いを具現化するように制作しました。
　

ブランドが持っている世界観をどうやってカタログにデザインするか。
　
ブランドの世界感の表現は難しいです。
基本的なやり方は、VI（ヴィジュアル・アイデンティティ）の決定といって、カラーマネジメントを決めたり、写真テイストをどのようなものにするかデザインの方向性を決めていきます。
　
当社はアドバイザーの立場として、お客様がこうしたいという思いをサポートする役割です。
例えばブランドカラーは支配色（メインカラー）をきちんと設定したほうが良いのですが、そうしたくないと考えるお客様もいらっしゃいます。当社は打ち合わせを重ねながら、お客様と向き合っていく姿勢でカタログ制作を行っています。

今回は特に画像選定に時間を費やしました。
写真はお客様と一緒に何度も打ち合わせながら選定を重ね、いろいろなパターンで提案。ナチュナルかつ高品質さを感じる写真を選定しました。
　

　

　

　

　

　

　

　

　

カタログ制作に大切なことはデザインだけではありません。
商品カタログでも制品カタログでも、商品や制品の分類・カテゴリー区分がわかりやすかったり、スペックが見やすかったり等、機能性も重要です。
一言でいうと「まとめる力」です。
　
当社でも制品種別をヒアリングして、全商品ラインナップと各スペックを把握。
分類方法を検討しつつ、スペックをどのように紹介するとわかりやすい訴求ができるか考えました。
　

　

最後にカタログの仕様・印刷について。
今回はA4サイズではなく変形サイズで制作・印刷しました。
今回のターゲットが30代〜40代の女性中心で、デザイン性やクォリティ感度が高いためです。
できる限り予算内で良い紙質での印刷も提案させていただいております。
　
余談ですが、弊社でもクライアント様の製品を購入して使用していますが、本当に素敵な香りで仕事中に癒やされています。（笑）