特性に合わせて3つのストーリーを設定。
化粧品パンフレットのデザイン事例

コンセプチャルな化粧品パンフレット制作。そのはじまり

化粧品パンフレット・コンセプトブック見開き
 
化粧品の開発メーカー様から、化粧品のコンセプトを上手く伝えるためのパンフレットを作れないかと相談を受けました。
 
ヒアリングをおこなうと、販売している化粧品は3つ。
それぞれ使用するシーンを考えて次のような特性があるとのこと。
 

  • リラックス効果の高いアロマオイルを配合した化粧品
  • 活力を促すアロマが配合され、アクティブな働きがある化粧品
  • スッキリとしたリフレッシュ効果の高いアロマオイルを配合した化粧品
  •  
    これら商品の違いが上手く伝わるようなパンフレットとコンセプトブックとを融合させた冊子を作りたいというニーズです。
     
    商品自体の評判は高く、主にBtoBで東京・青山のエステサロンを始め、知る人ぞ知る化粧品といった趣。このポジションからの脱却を図り、広く全国に販売していきたいという考えです。

    化粧品は3タイプ。だから3つのストーリーで語ってみた

     
    さて、商品には消費者の肌や気分の状態に合わせて3つのバリエーションがあることがわかりました。課題はその3つの機能をどのように消費者に伝えるか。
    その手段にあります。
     
    当社は3つの利用シーンが明確に伝わるよう、それぞれの使用場面を活かした3つのストーリーを作ることにしました。
     
    特にクライアントの商品は化粧品としての機能性よりも、気分を変えるという情緒性が顕著。
    情感に訴えたほうが効果的だと考えました。
     
    そこで3つのストレスフルな生活場面をクライアントと一緒に想定。
    そのストレスを化粧品を使用することで軽減する内容にしました。
     
    化粧品パンフレット・コンセプトブック中面デザイン1
     
     化粧品パンフレット・コンセプトブック中面デザイン2
     
    化粧品パンフレット・コンセプトブック中面デザイン3

    パンフレットデザインのコンセプトは「ストーリー」。
    まるで映画のように。

    化粧品パンフレット・コンセプトブック・コンセプトページ
     
    結果、読ませるというよりは感じさせることを優先としたストーリーに。
    ターゲットは「大人の女性」。
     
    商品の効能や機能にはふれず、モデルの女性がどんな1日を過ごしたか、そこにはちょっとしたストレスがあった。気分転換をしたくなった。化粧品を使った。嬉しくなった。も頑張ろう。こんなストーリー展開。
    大人の女性が仕事や生活で抱えるストレスを想定し、化粧品で軽減する場面につなげています。
     
    また化粧品はマッサージクリームとしても利用可能。
    ですのでイラストレーターにイラストを作成してもらい、マッサージのポイントを簡潔にまとめました。
     
    デザインは大人の女性の好みに合わせてシンプルで上品なイメージで展開。
    写真+ストーリー+イラストが上手くマッチしたパンフレットになっています。

    化粧品パンフレットだから。
    用紙の品質もしっかり相談

    今回作成したものはストーリーで感じさせるパンフレット。
    ですから白地が多く、余白たっぷりのデザインです。
    白地が多いパンフレットは用紙の選択も重要です。
     
    今回の用紙は落ち着いた手触り感とやわらかみのあるニューエイジを使用。
    ニューエイジのやわらかみのある用紙と相まって、落ち着いた雰囲気を醸し出す化粧品パンフレット&コンセプトブックが完成しました。

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