こんな大学院あるの？
　
はじめてクライアントを訪れた感想です。
大学院の名称は「沖縄科学技術大学院大学」。
　
ほとんどの方は知らないのではないでしょうか。
実は弊社スタッフもほとんどが知りませんでした・・・。
大学院のホームページを見ても現実感がないほど施設環境や学習環境がすばらしく、「本当かな」という気分で現地を訪れた担当でしたが・・・いやいや驚きました・・・本当にあるんですね。学術界のユートピア。
　
沖縄の絶景に溶け込む美しい施設の外観。
最先端の設備。
敷地内には学生の住居から医療機関、保育施設が立ち並んでいました。
さらに学生には毎月20万円ほどの生活費が支給されるようです。
まさに夢のような大学院。世界中から優秀な学生が集まっています。

聞けば内閣府が旗を振り、理系のノーベル賞受賞者輩出を目指して実際の受賞者たちが理想の大学を実現したとのこと。私ももっと若ければ・・・無理ですね。

さて、入学案内パンフレットで十分な魅力を伝えるにはどうすればよいでしょう。
　
パンフレットをはじめデザイン媒体は大きくテキスト（情報）とビジュアル（写真等）とで成り立っています。
それぞれについて、内部の視点（大学院の学生やスタッフ）と外部の視点（ターゲットや我々部外者等）とから考えながら魅力をまとめ、合算していくことが基本。
　
ということでまずはしっかりとヒアリングを実施。
広報担当のかたから先生、学生まで。立場が異なる方々から話をお聞きしました。それぞれ違う視点で大学の魅力を語っていただくことができました。
　
大学院について書き出した魅力のうち、特にターゲットに対して魅力に映る点、大学院が強調したい点をピックアップ。情報に優劣・順番を付けて、コンテンツのボリュームとおおよそのページ構成およびレイアウトを決めていきました。

コンテンツがまとまり、おおよそのページ構成も決まるとデザインへ。
　
昨今の大学パンフレットはビジュアルが非常に大きなウェイトを占めています。
今回もコンテンツに適応する写真を選定していきました。
ちなみに今回表紙などメインビジュアルの写真撮影は当社では行いませんでした。
大学院開設当初にドイツ人著名カメラマンが撮影した写真が素晴らしかったからです。
コントラストの強い色味は日本ではなかなかお目にかかれない素敵なものでした。
　
既存の写真を選定するといよいよデザイン業務に入ります。
今回はビジュアルの力を存分に発揮するため、出来る限り写真をワイドにレイアウトしています。

カラーマネジメントはメインにロゴマークの赤を使用。
その他の配色はほぼせずに、ブランドイメージの訴求を図るように心がけています。
ビジュアルと文章のバランスに気を配りつつ、魅力が可能な限り魅力が伝わるパンフレットに仕上げました。
　

　

　

パンフレット制作サービス「100人のデザイナー」には数百名のクリエイターが在籍。
最適なデザイナーを「複数名」アサインしたうえ、プレゼンによる制作を実施。最適な大学案内パンフレットをご提案いたします。

企画や原稿制作は、年間300件を超える実績で経験を積んだディレクターに一切お任せ可能。
しっかりとコミュニケーションをとりながら、最高の大学パンフレットをご提供いたします。