長野県に本校を構える広域通信制・単位制高校の「学校法人山本学園 緑誠蘭高等学校」様。
その学校案内パンフレット制作をご依頼いただきました。

緑誠蘭高校は自分にあった時間割を組むことができる通信制の高校です。
学年・進級・留年はなく、条件を満たせば卒業することができます。
様々な事情や多様化する学び方、生き方がある中で、自分のペースでカリキュラムを進めることができる学校は時代に求められているスタイルだと思います。

そんな学校の表紙・裏表紙では、ワクワク感や期待感のある元気なイメージを目指しました。
制服と私服の学生をイラストで表現、ベースのイラストに描き加えてできるだけ実際の制服に近づけています。

中面では、表紙のテイストを踏襲したイラストを使い、各ページに統一感を持たせて展開しています。

学校案内パンフレットは、生徒たちだけでなく保護者や学校の先生など、多くの人が目を通します。
できるだけわかりやすく、要点をまとめて誌面に落とし込んでいく作業ですが、情報を落としすぎたり、子供っぽくしすぎた、逆にスタイリッシュにし過ぎて、内容が伝わらないということは侭あります。

テイストや文字量、ページ構成、色使いなど、「読みやすくする」ためのポイントは多岐に渡ります。
そのポイントを明確にするには「どんな人がどんなタイミングで読むのか」を意識することが大切です。

強みや特徴に説得力を増すのは、在校生や卒業生の声など、実際に体験している人の言葉が必要です。
実際の写真を使わなくても、イラストで展開するコンセプトを決めていたお陰で、人が出てくるところもイラストで表現することができました。
決め事を守ることはテイストの統一感を保つことはもちろん、その後のメンテナンスのしやすさなどにも影響します。
特に学校案内など人の入れ替えなどが発生する内容では、毎年撮影をするのが難しいなどの状況であれば写真を使わない、という選択肢を検討しても良いかと思います。
そのためにも、途中でブレないテイスト、コンセプト立てが重要です。

100人のデザイナーは高校、大学、専門学校をはじめ、あらゆる業種のデザインツールを作成しています。
　
豊富な制作経験と、ワクワクドキドキを大切にする表現力。
これらを持ってクライアント様の理想を実現いたします。
　
パンフレット制作をご検討中のかたは是非お気軽にご相談ください。