世界を代表する最高学府、英国のケンブリッジ大学。
その出版部門として、研究報告書や教科書を出版するクライアントさま。

英語教科書を国内の中学、高校に利用していただきたいが、これまでのカタログは本国で作ったものをアレンジしており、国内で展開するには敷居が高いと感じさせてしまう、という悩みがありました。
　
その課題解決を狙った教材カタログを作成しました。

課題はケンブリッジ大学という敷居の高さ。
身近に使っていただくためのPRをどうやって教材カタログに掲載していくか。
　
まずは表紙。カタログは表紙を開いてもらわないと意味がありません。
親しみやすさを出すためにコンセプトを決めて、表紙デザインにあたりました。

結果、完成したカタログ表紙には「ケンブリッジ大学の前に停められた1台の自転車」が掲載されています。
このデザインコンセプトは、敷居が高いと思われているケンブリッジの教科書を身近に感じてもらいたいというクライアントの想いをデザインとして表現したものです。

単純に派手な色やモチーフを使うのが目を引くデザインではなく、文字量をたくさん使ったからといって読んでもらえる、伝わる訳ではないという象徴的なパンフレットに仕上がりました。
　

次に教材カタログの内容です。
ここも敷居が高くならないように、詳細な説明や文字びっしりの解説ではなく、なぜこの教科書が優れているのか、という特徴や利用者の声を前面に出した構成にしました。
　　　
ただしある程度の文字は大学の性質上必要であり、テキストボリュームには気を使いつつ教材カタログ全体をデザインしていきました。
　

　

　

　

　

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