若手就業者の不足や栽培効率の改善、IT化。
昨今の農業業界は、さまざまな課題に直面しています。

そんな農業の世界に新たな価値を提供しているのが、岩谷テクノ様。
エンジニアリングや施工のソリューションを提案する「技術力」で、
農業業界におけるさまざまな課題を解決しています。

それでは実際に、どのような課題を抱えているのか。
そこで、どのような提案をして、どの製品を導入して、
その課題を解決することができたのか。

これからも農業の世界における
さまざまな課題にアプローチしていくため・・・！

現場の声をリアルに届けることができる、1冊のカタログが完成しました。

多種多様な施設、製品、サービスをお持ちの岩谷テクノ様。
それぞれのクライアントがもつ課題に応じて、
最適なパッケージを提案できることが強みの1つでした。

だからこそ、今回のカタログ制作のポイントになるのは、
岩谷テクノ様の提案を通して課題を解決することのできた
クライアントの“リアルな声”。

実際のクライアントが抱えていた課題や改善されたポイント、
岩谷テクノ様が専門的な見地から提案・実施したことなど、
実際の現場でインタビューさせていただいた内容を
導入事例や実績として紹介しています。

また、紙面に掲載されているクライアントや農業設備、
栽培物の写真撮影もバッチリ。
素敵に撮らせていただきました。

同じような課題を抱える農業従事者の方にとって、
未来の可能性を感じていただける。
そんなカタログを目指しました。

製品の強みや特徴をメインに記載すると、製品自体の魅力が伝わりづらいことも。
そこで、テキストを中心に用いて掲載するカタログとはひと味違う、
デザイン性のあるものを希望されておりました。

製品の魅力がきちんと伝わるよう、情報量を減らして伝えるために、
メインとなる製品の説明を単純にテキスト作成で見せるのではなく、
ビジュアルと特長の両方の面でターゲットへ訴求しています。

また、紙面のデザインにポップなイラストやカラー、
キャッチコピーや製品ナンバーをシンプルながら大胆に使い、
読み手に明るい印象を与えられるように表現。

ただ紹介するのではなく、そこにかける想いが伝わるツールに仕上がりました。
　

製品カタログのページネーション（台割・ページ構成）を考えるには綿密なヒアリングが必須。
その後ページ構成をクライアントに提案しながら、何度もブラッシュアップを重ねました。
　
今回はゆったりとした導入ページ（プロローグページ）からスタート。
全体の事業内容を俯瞰で説明し、その後詳細を紹介する構成にしました。
デザインも農業の世界を彷彿とさせる、
ブルーやグリーンを用いた爽やかな印象を感じさせる作りにしています。