三つ折りパンフレット
三つ折りパンフレットってどういうパンフレット?
三つ折りパンフレットとは、1枚の用紙を三つ折りしたパンフレットです。
三つ折りパンフレットを広げると、A4サイズまたはリーフレットサイズ(210×100mm)の用紙が横に3枚並びます。それをパタパタと折りたたんで(巻三つ折り)使います。表面・中面ともに3面ができるため3つ折りといいます。ちなみに4面できる場合(十字に折る仕様)は4つ折り、6面できる場合は6つ折りといいます。
三つ折りパンフレット活用の有効なシーン
三つ折りパンフレットってどんなシーンで使うといいのでしょう。
それは「ある程度のボリュームの内容を、わかりやすく簡潔にお客様(ターゲット)に伝えたいとき」です。
例えば複数あるサービスの全体像を見せたり、サービスの流れをひと目で見せたりするときに有効。中面をすべて広げると3ページが横に並ぶため、ワイドに内容訴求を行うことができます。
2つ折りパンフレット(A3サイズの用紙を真ん中で折りたたんでA4×4ページにしたパンフレット)だどコンテンツボリュームが足りない・・・そんなときにおすすめ。見栄えもよく、充実したサービスであることをアピールできます。
最新の三つ折りパンフレット
折りパンフレットは完成サイズに注意!
例えば「A4三つ折りパンフレット」と言われた場合、完成したサイズがA4サイズなのか、A4を3つに折り込んでA4を1/3にしたサイズなのかわかりにくいですよね。
実は業界内でも誤解するケースがあるため、デザイン業界内や印刷会社とのやりとりでは「仕上がり」という言葉を使います。
「仕上がり」とは完成したもののサイズのこと。
例えば「仕上がりA4・三つ折りパンフレット」なら、完成品サイズがA4サイズの三つ折りパンフレットを表しています。パンフレットを広げるとA4の用紙が3枚並ぶサイズですね。
もう1つ三つ折りパンフレットですと仕上がり210×100mmがあり、こちらはA4を3等分したサイズです。こちらはリーフレットと呼ばれることが多いです。リーフレットはは厳密には1枚の用紙であればすべてリーフレットと言えてしまうので仕上がりA4もリーフレットなのですが、業界でリーフレットというとこちらの仕上がり210×100mmを指す場合がほとんどです。
折パンフレットは”ページ構成”が複雑
折りパンフレットには大きく2つの折り方があります。「巻三つ折り」という内側に折りたたむ様式と、「外折またはZ折り」という外側に折りたたむ仕様です。それぞれ「仕上がりA4・巻三つ折り」「仕上がりA4・外折り(Z折り)」といい、この折形によってページ構成(どの面にどの内容が表示されるか)が変わったり、そもそも構成自体どの面がどこに来るの?という感じで理解するまではちょっとややこしいのがこの折パンフレットという代物。確かに表紙を捲ったページ、そのページを更に捲ったページと、どの面がどこにあるのか非常にややこしいページ構成です。
イラストや現物を見て覚えるのが一番ですので、是非下記のイラストをご参考にしてください。
【ポイント3点!】三つ折りパンフレットデザイン成功のポイント
1.三つ折りパンフレットの特徴=「広さ」を活かそう
三つ折りパンフレットはホチキスで綴じる形式の中綴じ冊子にはない特徴があります。
それは広げたときの「広さ」。
仕上がりA4・三つ折りパンフレットを広げると、A4が横に3枚並ぶことになります。
この広さを上手く活かすと三つ折りパンフレットの面白さを活かすことができます。
2.中面の活かし方を考える
ページを広く使うことができることが三つ折りパンフレット。
その特徴を発揮するのは中面です。
A4×3枚のワイド感を活かし、例えば商品説明を左ページから右ページまで一気通貫で使ったり、社歴を一気に読ませたり。使い方によってアイデアに溢れた使い方ができるのが三つ折りパンフレットです。
3.三つ折りパンフレットだけじゃない! 目的に適した折り方を選ぼう
折パンフレットは三つ折りだけじゃありません。
合計8ページになる観音開きやクロス折(十字折り)、蛇腹折り、w折り等、様々な仕様があります。
大切なのは構成をどのように見せるか。
例えば4つのサービスを一気に見せるなら観音開きという選択肢もあります。是非ページ構成から折加工を考えてみてください。
三つ折りパンフレットが”似合う”ビジネスシーン
三つ折りパンフレットやリーフレットが役立つビジネスシーンはどのような場面でしょうか。
通常のパンフレットのような冊子形式ではないため、利用するビジネスシーンもいろいろ。ここではお客様が三つ折りパンフレットやリーフレットをよくお使いになる場面をご紹介します。
1.三つ折りリーフレットはパンフレットラック等に設置

三つ折りリーフレットは、病院・クリニックや飲食店、商業施設の案内等で使用されるケースが多いデザインツールです。
印刷コストが安く、場所もとらず、ページ数(面数)も6ページあって情報量も確保できるため、広告媒体として人気があります。パンフレットラックに入れて自由に持ち帰っていただいたり、店舗のレジ横に重ね積みしておく等の利用が一般的。
デザイン性が高く、個性を演出したい場合は、印刷用紙に上質紙を使うものオススメ。上質紙はいわゆるコピー用紙ですがハリがあって落ち着いた質感。コストメリットも高い用紙です。
2.初回訪問の営業時。ザッと説明したいとき
仕上がりA4サイズの三つ折りパンフレットは、初回訪問の営業でお客様にサービス概要をザッと説明したいときに有効なツール。
中面をすべて広げると3面あるのでワイド感があり、サービスを俯瞰して説明するのに最適。冊子形式のパンフレットだとページを開いていかないとなりませんが、折パンフレットは広げると全体を俯瞰して見せることができるので、対面営業よる営業や販売に力を入れたい会社様からご要望が多いアイテムです。
3.会社案内パンフレットとして
会社案内パンフレットとしてご利用いただくケースも多いツールです。
A3見開き(A4×4ページ)だと会社の規模が小さく感じられるため、もう少し大きく見せたいというご要望もございます。
三つ折りパンフレットは広げると俯瞰できるため、説明がしやすいというメリットがあり、企業紹介についても特徴やサービスを一覧で訴求する場合に便利です。ブランディングを意識する場合はページ数がある冊子媒体が向いていますが、クライアントにまずは自社を覚えてもらいたい!という場合に有効なツールです。
三つ折りパンフレットを制作会社に依頼したい。デザイン会社の選び方は?
三つ折りパンフレットはページ構成で面白さが引き立つパンフレットです。
低価格に抑えたい場合は、テンプレートを活用するデザイン会社や印刷会社に依頼するのがベスト。
三つ折りの特性を活かして、ページ構成の面白さを引き出したいなら、提案力のある営業やディレクターがいる会社がオススメ。
100人のデザイナーなら数多くの実績に基づいたご提案ができます。是非お気軽にお問合せください。
三つ折りパンフレット制作で100人のデザイナーが選ばれる理由

1.複数の三つ折りパンフレットデザイン案が提案される
100人のデザイナーの魅力はなんといっても複数プレゼン。コンペで複数のデザインから選べるから納得&安心です。

2.台割、原稿作成、写真撮影まで一切お任せ
三つ折りパンフレットの面白さは構成にあります。
そのページ構成をディレクターがしっかりサポート。豊富なデザイン事例をもとに、いろいろなアイデアをご提供させていただきます。

3.三つ折りパンフレットの実績が豊富
三つ折りパンフレットの実績が豊富です。
実際のデザイン事例を見ながらのお打合せも可能です。是非お気軽にお問合せください。
【まとめ】三つ折りパンフレット&リーフレットのすべて
三つ折りパンフレットの折り方
さて、三つ折りパンフレット、リーフレットにはいろいろな折り方がありました。折り方がちょっとややこしいので個別にまとめました。
また三つ折りだけでなく他の折についても簡単に紹介します。折り方応用編ですがこの機会に是非ごらんください。
1.巻三つ折り

巻三つ折りという折り方はこちら。左・中央・右に3枚の面があり、それを折りたたむ仕様です。
折りたたみ方はまず右ページを折りたたみ、次に左ページを折りたたみます。巻き込むような折り方なので「巻三つ折り」といます。
2.Z折り・外三つ折り

Z折りまたは外三つ折りと呼ばれる折り方です。
Z折りとは見た目のイメージ。Zの文字のように折り畳まれているのがわかると思います。外3つ折りはさきほどの巻三つ折りと異なり、外側に折りたたむのでこのように呼ばれています。
3.見開き(2つ折り)パンフレット

三つ折りではなく、2つ折りのご紹介。
2つ折りパンフレットのことを通常は「見開きパンフレット」と呼びます。見開きとは綴じたものを「開く」こと。見開きは出版や印刷会社の用語。表紙を開いたときに表示されるページを「見開き」と読んだりします。
A4サイズのパンフレットでよく見かける形式です。簡易的に内容を訴求するときに使用されます。
4.観音開きパンフレット

観音開きパンフレットとは真中から左右にページを開く仕様のパンフレットです。ご家庭等にお仏壇があるかたなら厨子をご覧になったことがあると思いますが、厨子から来た呼び方です。ページ数は表裏全部で8面。広げると4面のページが並ぶことになるため、非常にワイドなページ構成が可能になるパンフレットです。
5.W折り(外4つ折り)パンフレット

さらにこんな折り方も。外4つ折りまたはW折りと呼ばれる折り方。
Z折のようにw折はイメージしやすいですね。外四つ折りはは観音開きが内側に巻き込む折り方でしたが、外側に折る仕様のため外4つ折りと呼ばれます。ページ数は表裏全部で8面。観音開きのページ数と同じです。こちらも広げた時のワイド感が特徴です。
三つ折りパンフレットに取り入れるべき工夫
三つ折りパンフレット・リーフレットは工夫次第で面白い表現ができるパンフレットです。想像力を働かせて三つ折りパンフレットならではのクリエイティブを考えましょう。
ここでは三つ折りパンフレット・リーフレットにおける作成の注意点やポイントを紹介します。
1.リーフレットはラックに入れることを想定する

三つ折りリーフレットは、店頭のパンフレットラックに差し込まれる場合が多い媒体です。パンフレットラックにリーフレットを差し込むと、表紙の上部だけしか見えなくなります。
タイトルや重要な文言はリーフレット表紙上部にデザインしましょう。
2.ページ数(面)を考えたページ構成を考えよう

折りパンフレット・リーフレットの面白さはページ構成にあります。
折の数によってページ数が変わりますが、各ページのコンテンツ内容を考えることで面白いパンフレットが作成できます。
コツは各ページの役割を明確にして、全体でストーリーを作ること。是非チャレンジしてください。
納品は印刷物? データ納品? Web商談用にPDFデータはもらえる?
納品は印刷物での納品も、データ納品も可能です。
昨今ではWeb会議やWeb商談も増えています。Web上で相手に送信できるような軽量のPDFデータも無償でお納めしておりますので、ご活用ください。
【デジタルカタログも】パンフレットデータをサイトに埋め込み
パンフレットやチラシ、カタログなどは、印刷物だけでなく、デジタルカタログとしてWebサイトに埋め込むことで、より多くのお客様に見ていただくことができます。
実装も簡単で、しかもソフト購入もランニングコストも不要。
埋め込み方法はお気軽にご相談ください。
抗菌印刷いたします
抗菌ニス加工を施した印刷が可能です。
喫緊の感染対策の中で、お客様にお渡しするパンフレットやカタログを抗菌仕様にすることで、感染リスクの低減はもちろん、印刷物にSIAA(抗菌加工)認証マークを入れることもできますので、製品、サービスの安心安全のアピールにも繋がります。
お見積り、ご質問などお気軽にお問い合わせください。
*抗菌印刷は感染リスクを完全に防ぐものではありません。予めご了承ください。
サイトに掲載していない実績も多数ご紹介。お気軽にご相談ください。
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