パンフレットの作り方

良いパンフレットを作るのに必要なこと その3

一人ひとり違うデザインのイメージを共有する。

良いパンフレットを制作するには最初にデザインではなく、ストーリーと準備だとお話しいたしました。今回は皆さまお待ちかねのデザインについてお話しいたします。
前2回でもお話ししている通り、デザインも制作会社に全面的に依頼するだけでは良いものはできません。
いちばんプロの手を貸して欲しいと要望も強く、期待されているところだと思いますので、ぜひ色々な要望を出して欲しいと思います。

その際、よくある打ち合わせは「かっこよく」「クール」「爽やかに」「インパクトがあるように」など言葉でお伝えいただきます。第一段階の打ち合わせとしては問題なく、イメージは十分理解できるのですが、依頼側と受け手側が「インパクトがあるように」と言ってもすぐに100%合致することはまずありません。インパクトと言っても色、写真、コピーの入れ方など、表現は多彩にあります。加えて年齢、性別、好みなどで大きく違う場合があります。
一方で「落ち着きのある」など若干の矛盾や優先順位を決定しないといけないようなご要望が出てくる場合もあります。

その際はどうすれば良いでしょうか。
ベストな形は、他のパンフレットや会社案内の具体例をご提示いただくと、一気に共有できます。
もしイメージに合うパンフレットや会社案内がなければ、ポスターやポストカードなど、デザインが伝えられるものであれば問題ありません。
ここからいただいたサンプルをベースに積み上げたストーリーを掛け合わせ、初めて掲載内容とデザインが一致する形になり、読み手側にも理解、共感されやすい誌面となります。

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